ドローンを飛行させる場合、飛行の条件によっては航空法による規制の対象となるため、国土交通省に飛行許可申請を行う必要があります。そうした場合、事前に申請を行い、許可証が発行されてから飛行を実施します。規制の対象となる条件は以下の通りです。なお、詳細は国土交通省のHPで公開されております。
・飛行範囲に関する規制
-空港等の周辺（進入表面等）の上空の空域
-人口集中地区の上空
-150m以上の高さの空域
上2つの範囲については、Web上の国土地理院地図から確認することが可能です。以下四国周辺の規制範囲を表示した地図です。赤が人口集中地区、緑色が空港等の周辺空域を表現しています。空港等の周辺空域については、一般的に空港だけではなく、各地に配置されているヘリポートも含むため、注意しておく必要があります。
・飛行方法に関する規制
-日中に飛行させること
-目視範囲内で無人航空機とその周囲を常時監視して飛行させること
-人（第三者）又は物件（第三者の建物、自動車など）との間に３０ｍ以上の距離を保って飛行させること
-祭礼、縁日など多数の人が集まる催しの上空で飛行させないこと
-爆発物など危険物を輸送しないこと
-無人航空機から物を投下しないこと
上記規制の対象となる場合は、当社から事前に飛行許可申請を行い、許可を得るため実施までに時間を要します。